腸内環境と妊娠中の健康 赤ちゃんの将来の健康について

なぜ妊婦さんに歯科検診を勧めているか知っていますか?
腸内環境と早産の関係について語ります。

お子さんのいる方は母子手帳を開いてみてください。(ない方は画像をご覧下さい)

母親学級受講の次のページくらいに(たぶん)
歯科検診のページがあります、かならずあります。
なぜか。

一番下に、ゴマみたいな小さな字で
「虫歯や歯周病などの病気は妊娠中に悪くなりやすいものです」
「歯周病は早産などの原因になることがあるので注意し歯科医師に相談しましょう」
って書いてあるんです。(すごいむかしのには書いてないかもー。)

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 歯周病は
 早産等の
 原因になる
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お口の中も、細菌がいて、フローラを形成しています。
その口内フローラが崩れると歯周病になります。
歯周病は、早産だけでなく、糖尿病、心臓病などなどの原因になります。

その口内フローラのバランスにも
腸内細菌が出す物質が関わっています。
つまり、
腸内フローラが悪玉菌優勢だと
口内フローラのバランスも悪玉菌優勢になり
体内にも口内にも炎症物質がたくさんある状態になり
免疫のバランスが崩れ(低下したり、逆に暴走したりする)
歯周病を招いたり
本来10か月おなかにいなくちゃいけないはずの赤ちゃんを異物として認識して
出そうとするから
おなかが張り
早産等の引き金になる
だから、妊婦さんは
と く に !!
腸内環境を整えてほしいんです。
生きた菌を入れても死にます
善玉菌のえさになる発酵食品をとっても
もともと善玉菌少なくなった状態では増やすまでには至らない。
せいぜい、減少のスピードを低下させるくらい。

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大事なのは
いいバランスの腸内フローラで作られた
物質そのもの(1000種類近くあるよー)を
ダイレクトにとること
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これにより
善玉菌を守り
悪玉菌の増殖を抑える(ヨーグルトや発酵食品にはできない)

そして、健康維持!

健康な妊娠期を過ごし、赤ちゃんをしっかりおなかで育てられる

腸内フローラは
膣内(産道)フローラにも関与するし
赤ちゃんは産道にいる菌を
体に塗りつけたり、飲み込んだりしながらうまれてくる
赤ちゃんがもらった菌と母乳とで
赤ちゃんの体質が決まる

いい腸内フローラは
いい血液・リンパ液になり
いい栄養が含まれた母乳がつくられる
質の良い母乳では乳腺炎は起こりにくいし
起こったとしても、抜けが違う。

お母さんの産後の肥立ちもいいので
お母さんの心身の状態が良いと
育児もしやすいし、ストレス耐性も高くなる
赤ちゃんはお母さんが喜んでいるのが好きなので
(そのために生まれてきたといってもいい)
赤ちゃんのたましいにもいい影響がある

話が宇宙っぽくなってきたのでこの辺にしときますー。(笑)
要は腸が大事ってことですからー(^▽^)(一言で済むのかい!)

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